負債を負うということ
2019-12-07


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いま実感してるのが無借金人生の素晴らしさ、まさにプライスレス。俺は精神的に強くないので、もし20年の住宅ローン抱えてたら精神的に参っていたかもしれない。小さな子供3人と30年住宅ローン抱えてる10歳ほど年下の同僚がいるんだけど、ほんとタフだなぁと感心する。精神的にタフな人は良いけど、世の中には深く考えずに長期の住宅ローンを組む人も多い。これから住宅ローンを買おうとしている人は、一度経済や経営の基本について考えてみる事をお勧めします。

住宅ローンは負債、つまり借金。3000万円借りるなら、3000万円の預金かそれに代わる現金化の容易な資産を先に準備する必要がある。普通はそうしないと誰もお金を貸してくれない。資産がなくてもお金を貸してくれるのが住宅ローン、見方を変えれば凄く借り手が優遇されているとも言える。

資産がない人がお金を借りた場合、住宅ローン返済中に仕事を失って返済が滞るとせっかく手に入れた住宅を失うだけでなく、払いきれなかった借金だけが残ってしまうことも多い。仕事を失うだけでも相当なショックなのに、住む場所を奪われて借金だけが残るだなんて地獄。悲しいかなローンを組んで手に入れた住宅は、借金を完済するまではまだあなたのものではありません。

ウチのマンションも新築から8年で住人は2-3割入れ替わってるんだけど、ほぼ全員住宅ローンが払えなくなった人だと思われる。マンションを買う際に野村不動産の担当者に尋ねたところ、「この物件で住宅ローンを組まず自己資金のみで購入される方は数人(1割以下)です。10年で3割くらいは住宅ローンが返済できずに手放す人が出てくると思います。」って教えてくれた。住宅ローンの破綻率のデータは公開されてないようだけど、最低でも2割は破綻しているんぢゃないかと思う。

あまり深く考えずに住宅ローンを借りた人は、頑張って働いて1日も早く完済しましょう。今から住宅ローンを組もうという人は、ちゃんと考えてから決断しましょう。
[家のこと]

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