水平対向エンジン
2019-10-10


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スバルのハイパフォーマンスモデルに積まれてきた水平対向エンジンEJ20が絶版となるんだそうな。恥ずかしながら未だスバルの車には乗ったことが無くて、水平対向エンジンも経験したことがない。正確には1993年にインプレッサWRXに一度試乗してるんだけど、たった10分の運転ということもあり暴力的な加速以外記憶に無かったりもする。なのでEJ20に全く思い入れはないんだけど、水平対向エンジンに興味がない訳では無い。

EJ20は92mmのボアに対してストロークは75mmと、かなりのショートストロークな設計。高回転型のスポーツユニットを狙ってショートストロークにしたのもあるんだろうけど、むしろエンジンの横幅をコンパクトにする為にショートストロークにしたんじゃないかと思う。ピストンスピードだけに注目すれば、このストロークだと9000回転とか余裕で回せそうだし。ちなみに愛機NA6に搭載されるB6エンジンはボア78.0mm、ストローク83.6mm。

水平対向エンジンは直列の気筒配置を持つエンジンに比べて縦方向に短くできるけど、幅はかなり広くなる。縦に短いのはメリットになり得ると思う。だけど幅広のエンジンはサスペンションのスペースとの干渉が避けられないので、縦の短さのメリットよりも幅の広さによるデメリットの方が大きいと思う。二つの独立したシリンダーブロックを持つことによる重量的なデメリットもあって、個人的には水平対向エンジンにあまり魅力を感じてこなかった。

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